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外壁にコケや藻ができる原因と掃除方法、プロによる仕上がりの違いを紹介

時間がたつと外壁に発生してしまう緑色のコケや藻。

生活する上では大きな支障は感じられないため、ついつい放置してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、コケや藻は成長すると建物の美観を損なうだけでなく、害虫などのトラブルに繋がってしまうケースもあるため、定期的に掃除することが重要なのです！

今回は外壁にコケや藻が発生する原因と掃除方法、プロの業者に依頼したときの仕上がりの違いなどをご案内します。

外壁に苔ができる原因は？

外壁に生えるコケは、近隣家との外壁が近く湿気が多く逃げにくい場所やすぐ横擁壁などがあり日当たりの悪い場所に多くみられます。

　外壁にコケや藻ができる原因からご案内します。

★周囲の自然環境からくる原因

湿度が高くなりやすい家は、コケや藻が成長しやすくなります。田んぼ、森、川、池が近くにある場所では湿度が高くなりやすく、

空気中に漂うコケや藻の胞子が外壁に付着しやすい環境になります。

現在お住まいの場所がそのような環境下にある場合は、要注意です。

★日当たりや風通しによるもの

日当たりや風通しが悪い場所、隣家との隙間が狭い住宅街などでは、コケや藻が発生しやすくなります。

家の北側にコケや藻ができやすいのもこの理由からです。

★築年数の経過によるもの

築年数が経過して外壁塗膜が劣化している場合もコケや藻が発生しやすくなります。通常、家の外壁材には、予め防汚加工のある塗料が塗られていますが、経年により塗料の効果がなくなると、コケや藻が発生しやすくなるのです。

外壁のコケを取るべき理由

「外壁にコケや藻ができても日常生活に困らないし、放っておいてもいいのでは？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、外壁のコケや藻は放置すると住居環境に支障をきたしてしまう恐れがあります。

ここからは、外壁にコケや藻が蓄積することによって起きるトラブルをご案内します。

★外壁内への浸水や建物躯体の劣化につながる

コケや藻は湿度の停滞が原因で起きてしまうことは前に述べた通りですが、コケ自体も湿度を保ち続ける性質があるため、一度発生してしまうと外壁に水分が付着し続けた状態になります。

この水分が多い状態が続くと、金属系サイディングでは錆が発生してしまい、窯業系サイディングの場合ではシーリング材の劣化へと繋がってしまいます。外壁材やシーリングの劣化が進むと、外壁の内側に湿気が入り込み、柱の腐食などに繋がってしまい、住まいにダメージを与えてしまいます。

★コケや藻がアレルギー源に繋がってしまうことも

外壁にコケや藻が蓄積し、外壁の内側に湿気が溜まってしまうと起こるのがカビの問題。コケ自体が健康に支障をきたしてしまうケースは一般的に低いと言われていますが、カビが発生することでアレルギー等の疾患に繋がってしまうおそれがあります。

ここまでで、外壁にコケや藻がつく原因とそれによる住まいへの悪影響をご案内してきました。

ここからは外壁のコケを取り除く方法をご紹介します。

★DIYで掃除をする場合

低い箇所で軽い苔の場合は家庭用に売られている苔洗浄材を使って掃除をすれば十分と思います。

DIYで高圧洗浄を行うことは推奨しておりません。なぜなら、高圧洗浄することで余計外壁を傷つけてしまう可能性があります。

(高圧洗浄する場合は塗装保護を推奨します。)

★業者に依頼する場合

業者に依頼する場合は費用が掛かりますが、高圧洗浄を行うと外壁全体をきれいにすることができます。

外壁塗装時を依頼するときは、外壁以外の箇所（駐車場床や外塀など）も同時に依頼してみてはいかがでしょう。

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